とある魔術の禁書目録SS (2)

蝶久々。かなり読んでるんだけど、書く気になれねー、モチベわかねー。そのうち忙しくなったらやるかもw



■ とある魔術の禁書目録SS (2)/鎌池和馬/電撃文庫

すいません、積ん読になってました。SSだからでしょうか。

ということで、SS集第2弾。今回は本当に短い話ばかりで、手数で勝負といった感じ。それでも出てこないキャラはけっこういますよ。つーか、一時期キャラ増やしすぎたというか、学園側アングラ部隊の人たちがかなり「あんた誰?」状態な俺鳥頭。当麻とか(ちょこっと出てたわ)インデックスとかステイルとかアニェーゼとかオルソラとかローラとか小萌先生とか五和とか土御門とか一方通行とか打ち止めとか姫神秋沙とか出てきません。えー、やっぱりメインヒロインは美琴?

特筆すべきは、初春飾利がメインの話が2つもあることです。スーパーハカー初春キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 初春は、超電磁砲のせいで私の中では株価が急上昇したキャラです。そういう人は多いと思いますけどね。なんか作者だか灰村さんだかもそうだったようなw ということで、初春好きならば本巻は絶対に買いです。ついでに超電磁砲も買っとけ。

あと、『妹達』のぱんつは私も見たいです……、とか書こうと思ったら、巻頭イラストできっちり描かれててワロタ。いつもの縞パンだ。隣のコマで美琴は短パン穿いてるけどw

まああれだ、秋沙は「原石」の一人として名前が挙がっていたから、今後また出番があるんじゃないかなかな。

ヴァムピール (1)

土曜の朝からJリーグの話を無理矢理聞かされるとかいってどんな拷問ですか('A`)
やってられないので、読書感想文を書いてやるw

□ ヴァムピール (1)/樹なつみ/アフタヌーンKC

樹なつみの、白泉社以外での久々の新刊。「ヴァムピール」とは吸血鬼のことで(要するにヴァンパイアですな)、お察しの通り、現代日本を舞台にしたオカルトものです。この作者は最近好きだな、このタイプの話。

主人公は一度死にかけてから生き返ったため、現世と幽界の両方に足を突っ込んでしまい、この世のものならぬものが見えるようになってしまったという次第。ただ、幽霊さんとかだけではなく、吸血鬼だの魔女だのも出てきますので、感じとしては『八雲立つ』と『デーモン聖典』の合わせ技っぽい感じ。まだよく分かんないけど。

ところで、樹なつみの作品を読んでいてすごいなーと思うのは、氏の作風が昔からほとんど変わっていないところです。無論、絵・話ともに洗練されてきてはいますし、流行廃りみたいなものはあるんですけど、稚拙な作品が上達してきた、っていう感は全くないんですよね。マルチェロや朱鷺色の当時で既に完成に近いレベルにあったということなんでしょうね(パッションパレードあたりでほぼ完成かな)。



□ アリーズ (7)(8)/冬木るりか/秋田漫画文庫

ついに8巻まで来ました。あと2冊で完結です。
6巻を読んだ時には、ゼウス復活の行やプロメテウスの話などが、憶えているようないないような微妙な気分だったのですが、今回は自信を持って言えます。読んでませんw ですから、この先は新鮮な気分で読めますね。
その今巻では、アリーズIIにつながる部分がいろいろと出てきます。アポロンのガイア再生計画だとか、ヘルメスの立ち位置が完全にアポロン寄りになっているとか、その辺ですね。IIになっていきなり出てきた話じゃないんだなあ。失敬。

さて、今回のハイライトは、なんと言ってもヘラvsデメテルです。ヘラ様強いよヘラ様。ゼウスの台詞じゃないですが、げに恐ろしきは女の戦い。短剣を手にして斬り結ぶわけですが、ぬっちゃけ、ハデスvsディオニュソスの剣劇よりも迫力があるぞw そのデメテルさんは、ゼウスの介入により、お亡くなりになってしまいますた。なにしやがるこの野郎。デメテルさんは、当時からアンフィトリテさんの次に好きなキャラだったんですけどー、なんか好きなキャラがどんどんいなくなる……のは仕方がないとして、湿ったキャラだからってジメテル呼ばわりは勘弁してあげて下さいw>製作陣
ところで、デメテルさんってアリーズIIではまだ出てないんですよねえ。一体誰なんだろう……。

9・10巻の発売は10月。長いなあ。続きがすんごい気になる。



□ LEGAの13 (2)/やまざき貴子/flowerコミックス

アドリア海の女王好きにして『水都幻想』萌えのCASTER的には外せない一品……なのですが、現在は伏線をひたすら張りまくっている状態なので、まだちょいと評価しづらいというのが正直なところ。

一つだけ言えるのは、やまざき貴子の絵ってとてもごちゃごちゃしているのにも拘わらず、キャラの描き分けがしっかりしているということ。全然被らないもんね。





時間が来たので、ラノベについてはまた後ほど。

なんて素敵にジャパネスク・人妻編 (6) 他

ごきげんよう。「どきどき魔女神判!」の最終回を読んで腹筋を鍛えているCASTERです。あれはやり杉です。2コマに1回、もれなく腹筋が鍛えられます。何度読んでも耐えられません。扉からしてめちゃくちゃだからなw 「宇宙を駆ける魔王者」に気を取られてしまいますが、左下に小さく「最終話 『反逆のルル[終]』」と入っているのもポイントが高い。あと、ガンダムネタ多すぎだろ、今回w

ちなみに、来月号からは「どきどき魔女神判!2」が始まります。ゲームのリリースに合わせてるのな。ああ、ゲームの方は当然予約しましたよ。密林で限定版をw

さて、今日はこのテンションのまま、読書感想文いきます。



□ なんて素敵にジャパネスク・人妻編 (6)/山内直実 (原作・氷室冴子)/花とゆめコミックス

ついにるりひめのはんげきがはじまったぞ (゚∀゚)

帥の宮が見事な悪役っぷりですが、それに対し、鷹男の魅力の無さは何事? なんか前作以上に瑠璃姫が孤軍奮闘な感が。ああ、そこで守弥ですかw ところで、桐壷女御のところに潜入させる女房って誰なんですかね? 煌姫ですか?

それはそうと、後書きには氷室さんの訃報についての言及はありませんでしたね。印刷が間に合わなかったのかな。次巻ではおそらく大々的にコメントがあると思いますけど。山内作品のほぼ全てが氷室原作だしねえ。



□ ベクターケースファイル (4)/カミムラ晋作 (原作・藤見泰高)/チャンピオンREDコミックス

紅蘭・白蘭姉妹登場。白蘭かわいいよ白蘭。

えー、私は元々、蠱の類は苦手ですが、今回はとりわけ、カタツムリだのGだのが大量に出てきてgkbrモノです。Gの習性怖いよ。カタツムリは端で見てる分には可愛いんだけどねえ。あと、味は良いけどつつくの嫌いw

ちなみに私はGとは不倶戴天の仲なので、もしも家の中で見つけたら、狩り出して死骸を始末するまで絶対に寝ません。あと、叩くのヤなので、ゴ○ジェットと水性○ックローチは常備品です。まあ、滅多に出ないんだけどさ。


とある魔術の禁書目録 (16) 他

引き続き感想文。じゃんじゃん読んでじゃんじゃん書いていかないと減らねーw



■ とある魔術の禁書目録 (16)/鎌池和馬/電撃文庫

五和大躍進! 前巻から引き続いて正ヒロインを務めたと言っていいでしょう。五和は好きなキャラではありますが、ここまで伸してくるとは意外だったな。今巻は、正ヒロイン>五和、サブヒロイン>神裂、おまけ>インデックス&美琴、だったわけですが、何やってるんですか、インデックスさん? 美琴の方は仮フラグが本フラグに移行したっぽいのでまだマシだとは思いますが。

神裂の方は前線で戦うのは御使い堕とし以来ですか。神裂や一方通行は強力すぎるジョーカー札なので、物語の進行上当然に出番の制約を受けるわけですが、今回は「私は聖人だ。」のアックアおじさんが相手でしたから、存分に出てこられましたね。

そのアックアを倒した五和の武器が槍というのはオルソラ救出作戦の時から判っていたことなわけですが、その伏線をよくここまで引っ張ってきたもんです。まさか、○○○○○の役割を果たすとはね。奥が深い。

それはそうと、対馬ってルチアとキャラかぶらね?、とか思ったのですが、よく考えたらルチアの方が胸がうわやめろなにをすrghjk なお、CASTER的には脚線美の方に一票です。

ちなみに、本書も後書きは姫神祭りでしたw



■ 藤堂家はカミガカリ (2)/高遠豹介/電撃文庫

前巻と違って今回は読んでからまもなく感想を書いてます。が、やっぱりもう一つ。読みクチは良いのですが、読後感が全然残らない。尖ったところが無いというか、作者のコダワリみたいなものが見えてこないのがマイナスポイント。残念ながらリストラ箱行きです。



■ Xトーク/来楽零/電撃文庫

ネットの怪奇小説サイトのオフ会で集まった5人が一つずつ創作話をするというオムニバス形式。挿絵は緒方剛志で、そこはかとなく幸薄そうな(失礼)氏の画風がよく合っています。

収録されているのは、「クックロビンの埋葬」「ヘッド・ハンティング」「子供たちの町」「七不思議の向こうで」の4話+序章と終章。読んでいて一番先が気になったのは「七不思議の向こうで」ですけど、クライマックス前にオチが見えちゃったのでやや興醒めです。「子供たちの町」は比較的怖かったかも? 粘り着くような気配がするホラーものは好きです。その究極は「オーメン」だと思いますが、子どもの無機質さと不躾な残酷さというのはまあ、大人から見ればホラーですわね。「ヘッド・ハンティング」は都市伝説系ですけど、これは今イチ。

ぶっちゃけ、どれも特に怖くはなかったのですが(一応言っておくと、自分、ホラー耐性は高いです)、面白くはありました。……とか言ってたら、「after talk」のオチの一言は怖えーw

ところで、「ヘッド・ハンティング」以外の3本は、締め方としては無限ループ系なんですよね。幽界に囚われて逃げ出せなくなるっていうのはホラーの基本なのかね、やっぱり。

とある科学の超電磁砲(2) 他

ごきげんよう。今年の夏のイベントは全滅くさいCASTERです。WFは日程が早すぎですね。行ければ行きますけど、たぶん未だ手が空いてないです。コミケは完璧に無理でしょう。お盆のど真ん中ですからねえ。今年は新盆ですので、その辺を外すわけにはいかんのですよ。

まあ、それならそれで、今夏は田舎でマターリすることにします。ラジコンでも持っていって転がそうかしら。その前に、ボディの塗りをやっちまわねーと駄目ですが。ミサカ描くぞ、ミサカ。

そのミサカさんは出てこない禁書目録の新刊ですが、半分くらい読んだ。五和が包丁を研いでいる槍の強化をしているあたりまでです。五和かわいいよ五和。

ということで、今日もまた読書感想文いきます。



□ 水色スプラッシュ(2)/作画・紫☆にゃ〜 (原作・舞阪洸)/角川コミックス ドラゴンJr

完結。やっぱりおっぱい漫画でした。納得いかーん!




□ とある魔術の禁書目録 (2)/近木野中哉 (原作・鎌池和馬)/ガンガンコミックス
□ とある科学の超電磁砲 (2)/冬川基 (原作・鎌池和馬)/電撃コミックス

2冊まとめて。

漫画版禁書目録と超電磁砲ですが、各々の1巻を読んだ時と印象が正反対になりました。禁書目録の方は、コミカライズとしてはばっちりなんですけど、上条にしろ神裂にしろかなりイメージが違ーう! 奥歯に物が挟まったような違和感があります。絵的に幼い感じが強いせいかも。ちなみに、内容的には、原作の1巻分が完結。
なお、とんでもないことに、次巻は原作の3巻のエピソードになるらしいです。要するに、姫神編カーット! 嘘だと言ってよブラボー! あ、でも、それだと御坂妹の出番は早まったってことですな。むむむ、どう評価したものか。

一方、当初は灰村画との違いが気になって仕方のなかった超電磁砲は、馴染んでみると逆にしっくり来るものがあります。初春が特にカワエエ(;´Д`) 原作と比べると、黒井が一番印象が変わる感じ。なんか真面目だ。

んで、なんで2冊まとめたかというと、両方とも、後書きがひたすら姫神秋沙だったからです。2冊で計4枚のイラストが描き下ろしとかいって何事ですか? いや、三沢塾編カットの穴埋めなんでしょうけどw とりわけ、禁書目録の方の競泳水着姫神は、打ちひしがれていた私にとってはちょいと反則でしたw

しかし、本当に単なる感想だな。客観性の欠片もないw

水色スプラッシュ(1)

ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺぺぺ(ry


……というわけで、今日から平常ペースでまた書きます。平常ペースというか、上の呪文を使うと最強状態で復活するんですけどw


さて、復活第一弾は、読書感想文行きます。



□ 水色スプラッシュ(1)/紫☆にゃ〜 (原作・舞阪洸)/角川コミックス ドラゴンJr.

STORY
元女子校=女生徒率大! 競泳水着=ハイレグ度高!!
女子校から共学になって間もない泉ヶ丘学園に転校した京橋将人。
持病から競技に参加できないが、マネージャーとして水泳部に入部!!
個性豊かな競泳水着のマーメイドたち相手に
女子部員に囲まれた夢の部活が始まる……筈だった……!?



主人公の京橋は元々水泳部員だったのですが、突然心臓を患ったために、競技者としては引退したという次第。


さて、1巻のカバー裏には、原作者が以下のようにコメントしています。

世の中の主流は、どうもスクール水着にあるらしいのですが、
そんな主流に、ちょっぴり反抗してみよう、
という意図の基(ママ)に作られた本作のテーマは、
ずばり競泳水着でして、スク水より遙かに薄く、
スク水より遙かに強靱で、スク水より遙かにフィットする、
そんな競水こそが、水着の中の水着なのである!
まぁ、これはそんな漫画です。




その意気や良し!




駄菓子菓子、この作者は解っていない、競水の真髄を!

えー、劇中に出てくる女性キャラはみんな、胸が大きくてむちむちしてます。
水着は胸元とVラインが強調され、ティクビとスリットの描き込みばかりが目立ちます。

が、そうじゃない。そうじゃないんです。

競泳水着の真髄は 背中  尻 です。大きく開いた背中こそが競泳水着の魅力じゃないですか。そして、そこを魅せるためには肉は要らんのです。おっぱい星人はスク水に行きなさい。

というわけで、競泳水着大好きのCASTERとしてはいささか不満の残る内容でした。

2巻は未だ読んでいないので(明日到着の荷物に入ってるのー)、2巻ではそこら辺にもう少し気を配ってくれているといいなと思いまする。



しかしあれだな、俺が何か事件を起こしたら、このブログをネタにもの凄いこと言われるんだろうな、テレビで。

ほうかご百物語 他

久々に、まとめて。
言ってなかったかもしれませんが、タイトル前の■は小説で、□は漫画です。



■ とある魔術の禁書目録 (15)/鎌池和馬/電撃文庫

主人公とヒロインが不在。新キャラが大量に登場。そして、大半が既に死亡。灰村さんは大変だったろうなw



■ ほうかご百物語/峰守ひろかず/電撃文庫

第14回電撃小説大賞「大賞」。
イタチ娘キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 狐耳、狼耳に続いて、鼬耳が本棚に加わりますた。タイトルから想像がつくと思いますが、巷説百物語+学校の怪談+獣耳、といった風情の本作、絵師が露骨に萌え絵なので、内容もおそらくそうだろうと思っていたのですが、実際には意外なくらいに萌え分控えめで、しっかりと怪談モノしてました(但し、ホラーではなくてホンワカ系怪談ですが)。文体にも癖がないので読みやすいです。お勧めします、……って、だから大賞なんでしょうけど。



■ 藤堂家はカミガカリ/高遠豹介/電撃文庫

第14回電撃小説大賞銀賞。
すいませんすいません、読んでからかなり時間が経っちゃったので、もう一つコメントしづらいです。文章は軽妙だし、キャラも良いんだけど、もう一押しが足りないってことなのかなあ……。ちなみに、まだ続く感じですよ。

本作で一番凄いのは誰がなんと言おうと表紙イラストです。ピンでカバーを占領しているランドセル少女ですが、ヒロインでもなんでもないただの脇役です。そのくせ、挿絵でも2回登場するんだよなあ。何か特別な思い入れでもあるのか?w



■ 鳥籠荘のいつも眠たい住人たち (1)-(3)/壁井ユカコ/電撃文庫

以前から気になっていた作品。「ラノベはタイトル+イラストで買うとだいたい当たる」の法則が発動しました。この絵はすごく好きだ。感想としては、いかにも女性の手によるものだなあ、という作風です。男性にはこれは書けんね。2巻の「ザリガニ/万引き/スケッチブック」なんかはその最たるもの。シュールすぎて怖えーよw



■ 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん (1)-(3)/入間人間/電撃文庫

ああ、本当に問題作だな(注:帯の煽り文句「第13回電撃小説大将の最終選考会で物議を醸した問題作登場。」)。主人公は本当に嘘つきだし、ヒロインは本物の吉外だし。1巻でヒロインがいきなり小学生の兄妹を監禁しているのは凄すぎだと思いました。が、2,3巻はちょいといただけないかな。猟奇殺人が多すぎる。別に、猟奇殺人が悪いというわけではありません(←変な表現だな)。昔、少年ジャンプの漫画賞か何かのページで荒木飛呂彦センセが仰っていたことなのですが、人を殺してドラマを作るというのは簡単なのです。名○偵コ○ンみたいな作品作りは非常に安易とも言えるわけでして。本作の場合も、巻が進むごとに、劇中で繰り広げられる殺人事件に必要性が薄くなっていきます。3巻なんかほとんど意味無いと思うんですが。この作者はセンスはなかなかのものだと思うので、ひとつじっくりと物語を練ってみて欲しいと思う次第。



■ やっぱりおおきくなりません/白倉由美/徳間デュアル文庫

元漫画家の白倉由美による、自身をモチーフにしたモデル小説。劇中で、主人公の夫が主人公の書く小説について、「時々とても綺麗な文章を書くが、基本的に文章は下手。よく推敲しる。(意訳)」という場面があるが、まさにその通りの文面。端的に言って、文に流麗さも軽妙さも重厚さも無いので、魅力に乏しい。

その他、読んでいてとてもモニョモニョした点が二つ。一つは、中盤に登場する少女の「薄花」という名前。いささか不幸な育ちと先天的な心臓の障害によりひねてしまったけれども、最後には心臓を手術し、恋人とも再会して、あとはきっと幸せになるはず!、……というキャラなのだが、何故に「『薄』花」? こんな幸薄そうな字は使わないだろう常考。「はっか」という音を使うにしても他の字があるはず。ネーミングセンスがDQN臭いぞ。もう一つは、台湾の行。台湾人の年輩者が日本語が流暢な理由を主人公が知らないということを、やたらとしつこく書いている。仮にも物書きなのに無知すぎないかと思うし、繰り返し書いて煽りながら(主人公の夫が主人公に対し「世の中には君の知らないことがたくさんある」とこれまた何度も言う)、では何故かと言うことは最後まで書かない。なんか、「私が知らないんだから、年少のあんただって知るわけないでしょ。気になる?、ほれほれ」みたいな痛い香りがプンプンするんですけど。

私は作者の漫画はかなり好きで、「卒業・最後のセーラー服」あたりが復刊したらおそらく買ってしまうと思うんだけど、この人の小説を読むことは多分もう二度とないと思います。



■ マリアさまがみてる 「マーガレットにリボン」/今野緒雪/コバルト文庫

短編集。今回のは当たりだと思いまする。旧三薔薇各自の話、祐巳・由乃・志摩子、祐巳・瞳子、祐巳の傘の話(「レイニーブルー」参照)に加えて、蟹の字まで登場ときたもんだ。祥子さまとヘタ令が一度も出てこないというのも珍しい。祥子さまといえば、後書きによると、「祥子・祐巳」編がまもなく終わりだそうで。祥子が卒業してもまだ続くんだなあ。瞳子は結構好きだけど、祥子抜きのマリみてってなんか違和感があるかも。

どうでもいいけど、ブレザー系女子高生みたいな蓉子様の私服はありゃ何だ?w



□ 我が家のお稲荷さま。 (2)/松風 水蓮/電撃コミックス

原作1巻の終盤1/3+2巻の序盤1/3くらいのところ。具体的に言うと、狛犬ズを粉砕するところ〜コウが蛤妖怪を捕まえるところ。妙なところで切ってるなーという感じがする。コミカライズとしては前巻同様に秀逸。



□ 狼と香辛料 (1)/小梅けいと/電撃コミックス

コミカライズとしては悪くないが、絵が原作の絵師よりも炉利に寄っているので、好き嫌いが分かれるところだと思う。個人的にはやや馴染まない。



□ 図書館戦争 (1)/弓きいろ/花とゆめコミックス

以前から電撃の広告を見て気になっていたものの、ハードカバーでやけに高いので二の足を踏んでいた小説のコミカライズ。

ストーリーの運びは悪くないし、キャラもまあまあなのだが、初期設定に難あり。「メディア良化法」の時代という世界観はよいが、対抗組織たる図書館についての説明がいい加減過ぎる。図書狩りが国の施策なのに、武装を許された「軍隊」たる図書隊が合法的に存在できている理由の説明が無い。この辺り、原作では語られているのだろうか? あるいは、追々語るつもりかもしれないが、これは始めに提示しておくべき部分だと思います。SFとかファンタジーというのは「如何に理路整然とまことしやかに嘘を吐くか」がキモなのだから、それを怠ったのでは単なる三文芝居になってしまう。

なお、奇しくも今日の深夜からアニメが始まる模様。